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画家から写真家、文筆家の道へ

 

 私は1985年に銀座で開催した写真展「イタリア、人景色」をきっかけに画家から転向して写真家、文筆家として活動し、現在の自分の写真スタイルや技法を積み上げてきました。本講座では私の経験から得たノウハウをハード、ソフト両面で惜しみなく受講生の方々に提供し、フォト・ライフの楽しさ、写真表現技術の向上、ひいては写真文化の発展に貢献したいという思いでやっております。写真の基本構造はレンズとカメラ本体に画像記録材料(従来はフィルム)の3つの部分からなるシンプルなもので、構図やアングル、露出などの基本さえ学べば、残る8、9割は被写体の発見方法、見方、撮影の考え方などのソフト面が重要です。私の講座はそのソフト面を重視し、実践と講評により受講生の方々の個性的表現力の獲得と向上を目標にしています。

 

 これまでイタリアをメインに写真と文による著書を10数冊出版して来ましたが、その経験から学んだ極意のようなものは、「写真はコミュニケーションの手段」であるということです。写真を撮るということは、撮られる側(被写体)と十分なコミュニケーションが確認できて初めて良い写真が生まれると悟りました。その為にはまず自分を明らかにし、撮る対象を理解し、しかる後に相互の間に生じる交流の感覚が満ちた時がシャッターチャンスであると思います。その為の直観的な判断を養うことが写真の勉強でもあり、楽しさだと思います。

 

「篠 利幸の実践・写真塾」では皆さんとともに撮影しながら、表現力やセンスを磨きあげることで、日々の生活そのものが楽しく、活き活きしたものとなること目標にします。どうぞ、今後とも末永くお付き合いを頂き、皆さんと写真やプラスαの楽しみ(撮影実習時のランチタイムなど)を通して、優れた写真作品を創出して行きましょう。

 

代表的な著書:「増補・改訂版 ヴェネツィア カフェ&バーカロで巡る14の迷宮路地散歩」2013年ダイアモンド社発行、「イタリア好き」2006年ソニーマガジンズ、「田園のイタリアへ!アグリトゥリズモの旅」2003年NTT出版、「ベルギーの小さな旅」1998年京都書院、「トスカーナの青い空」1995年東京書籍

​篠 利幸オフィシャルサイト https://www.spaziotempo-toshi.tokyo/

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